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看護師ブログ

2023年4月27日

看護師6年目 新卒から入職した病院を退職した件

こんにちは。
気持ち新たな4月からの新生活はいかがお過ごしでしょうか。
新しく看護師として看護学生のみなさん、看護の世界へようこそ。
不安だらけの毎日かと思いますが、まずはGWまで頑張ってみてください。
そして、そして、なんと
このたび、わたくしは、新卒から入職した病院を退職いたしましたことを
ご報告いたします。

いやー、長かった。

正直、最後くらいは、
「これまで私を育ててくれた職場、辛いこともたくさんあったこと、本当に本当にありがとうございました!ここで学んだことを糧に次の場所でも頑張ります」
と快く去っていきたかったのですが、そうはいかず…

最後の最後まで私は看護部と戦ってきました。
あれ?よく見る感動の退職じゃないのだがwwと思いつつ..

 

まずは、当院の職場の退職のルールについて

 

7月と12月に意向調査というものがあります。
そこで、1度でも退職の意思表示をしておかないといけません。そして、退職できる月は、年度の終わりの3月。たとえ、6月と12月にボーナスがあるからといって、ボーナスだけもらって退職するなんてもっての外です。
もはや、このルールでさえ、法律上にどうなの?という声が多いかと思いますが、
看護師の皆様はきっとわかってくれるはずです。
「あー。うちと一緒だ」と。もしかしたら、これを読んでくれている看護師の方の中には「辞めさせてくれるだけ、うちの病院よりもいいよ」と思っている人もいるかもしれません。
この時代と拮抗したこの嘘のような本当のような話を信じるか信じないかはあなた次第です。
さてさて、話は元に戻りますが、
私は上述した7月の意向調査の際にすでに退職の意思表示をしていました。
そして、次の進路が決まり、正式に看護師長への退職を告げ、3月は有給消化させていただきたい旨を伝えました。すると私の想像をはるか上回る看護師長のまさかの反応。

「え?引継ぎとかあるし無理だよ?」

看護師6年目の私がここで引き下がるわけにはいきません。
なんせ、この理不尽な職場にさんざん耐えてきたわけですから、
最後の最後にここで引き下がってたまるかと。
この6年間の看護師経験で培ってきた図々しさと負けん気の強さで、私も引き下がりませんでした。すると、そこから、看護師長に3回呼び出されて、「あなた、これだけ人足りない状況分かるでしょ」と面談をさせられました笑

なんということですよね。
勿論、私は有給消化も勝ち取りました。
そして、最後の出勤日には、看護師長から餞別として商品券5000円分をいただきました。私は、これまでの有給取得の戦いを水に流してあげることにしました笑

私と同様の経験されている看護師の方は、たくさんいることかと思います。
むしろ、退職の際にすんなりと有給消化させてくれる病院なんて看護師の同期からも聞いたことありません。

だからと言って、決してあきらめないでください。
最後の最後まで大暴れして、看護部に乗り込んだわたしがいることを。
さてさて、最後になりますが、4月から私は、医学生兼看護師として毎日を送っています。

「看護師なんてすぐに辞めてやる」と豪語していた6年前でしたが、
不思議なもので学生をしながら働くのに選んだ仕事は看護師です。

右も左もわからない看護師1年目から始まった社会人生活ですが、
この6年間、怖い先輩や優しい患者さんから多くのことを教えてもらってきました。

1年目の看護師ブログはこちら
この6年前では思ってもいなかった、看護師仕事へのやりがいと楽しさに気づくとは笑

看護師7年目からは新しい土地と新しい職場、そして学生生活を謳歌しながら
がんばっていきたいと思います。これまでは、急性期ナースとして働いていましたが、これからは主に慢性期の患者さんを担当していきます。
さらに、看護師として成長できるようにがんばっていきます。
7年目の看護師めいもよろしくお願い致します!!!!!!!!

 

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