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初めてのバイナリーオプション講座|仕組みとリスクを簡単解説

バイナリーオプションの概要と仕組み

バイナリーオプションは、あらかじめ決められた時間が経過したあとに、マーケットが「所定レートを上回るか・下回るか」を二択で予想するデリバティブ商品です。IG証券ではFX通貨ペアだけでなく、株価指数(日経平均・NYダウなど)やコモディティ(金・原油)もラインアップ。ここでは取引の基本構造と取引時間帯についてまとめます。

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バイナリーオプションのイメージ

バイナリーオプションとは何か

バイナリーオプション(以下BO)は binary(二進法)option(オプション取引) を組み合わせた言葉で、最終的な判定結果が「0か1か」のみで確定するのが特徴です。開始から判定時刻までの間に、対象銘柄(株価指数・通貨ペアなど)が予測方向へ動けば利益、逆に動けば損失となります。

BOの基本メカニズム

取引の流れはとてもシンプルです。

  1. 銘柄と目標レート(権利行使価格)を選択
  2. 目標レートより判定時刻に「高い(買い)」「低い(売り)」かを決定
  3. 判定時刻に条件を満たせばペイアウトが受取れる

取引イメージ図

理解のポイントになるキーワードは次の4つです。

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1. 取引対象(原資産)

IG証券の場合、株価指数・FX・コモディティを合わせて20銘柄が対象。株価指数なら日経225やDAX、FXならドル円やユーロ米ドル、商品ではWTI原油や金先物などが取引できます。

株価指数の例

  • 日本225(日経平均)
  • ウォール街(ダウ平均)
  • ドイツ40(DAX40) ほか

FX通貨ペアの例

  • USD/JPY(ドル円)
  • EUR/USD(ユーロ米ドル)
  • AUD/JPY(豪ドル円) ほか

コモディティの例

  • WTI原油先物
  • NY金先物
  • NY銀先物

2. 権利行使価格(目標レート)

判定時刻における「到達判定ライン」となるレートです。コール(買い)を300円で購入、ペイアウトが1,000円の場合、条件を満たせば700円(1,000−300)が利益、外れれば300円が損失となります。

ペイアウト計算の例

3. 取引時間(セッション)

国内規制により、各取引は2時間以上が必須。IG証券では
・「当日型」:1日5セッション
・「2時間型」:1日12セッション
の2種類があり、24時間いつでもエントリーが可能です。

取引時間のイメージ

4. 判定時刻

この時刻に目標レートとの比較が行われ、結果が確定します。コールであれば「目標以上」でペイアウト獲得、プットであれば「目標未満」で獲得です。

判定時刻チャート例

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主要取引タイプ

バイナリーオプションにはラダー・レンジ・ワンタッチの3形式があります。IG証券が提供しているのはラダーオプションです。

ラダーオプション

複数の目標レートがラダー(はしご)状に設定され、そのいずれかに対して「なる/ならない」を予想します。判定時刻に条件が成立すれば100、外れれば0で清算されます。

ラダー取引イメージ

メリットとリスク

  • 少額(約1,000円〜)でスタート可能
  • 最大損失は支払ったオプション料までに限定
  • レンジ相場でもチャンスが生まれる

一方で、予想が外れた場合は購入額が丸ごと損失となります。判定直前は途中決済(転売)ができなくなる点にも留意し、事前に取引計画を立てて臨みましょう。