11月25日(日)20:00〜22:30@新宿 ホームパーティー形式で、楽しく婚活しませんか?

こんにちは。料理家・栄養士の赤石美波です。

 

毎月お届けしている健康コラム。最近はいちだんと冷え込むようになってきましたね。

 

 

冬も近づき、根菜類がおいしくなる季節。今回は、冬の代表的な根菜を2種類、書いてみたいと思います。

 

 

寒くなってきたら食べたい根菜類はこれ!


 

レンコン

おもな栄養素

レンコンは、ビタミンC、カリウム、食物繊維が豊富です。

 

レンコンにビタミンCが多いイメージがあまりないと思いますが、意外に多いんですね。

 

レンコンの主成分はデンプンなのですが、このデンプンに含まれる粘り成分と、アク成分のポリフェノールに薬理作用があります。

 

 

体への作用

レンコンに含まれるビタミンCの抗酸化作用や、ポリフェノールのはたらきにより、がん予防が期待できます。

食物繊維には腸内環境をととのえる作用のほか、大腸ガンを予防する効果もあるんですね。

 

料理への活用

レンコンはビタミンCや食物繊維、ポリフェノールを多く含む野菜ですが、ビタミンA・C・Eの多い食材を組み合わせると、さらにその力が増します。

 

 

煮物の具材としてプラスしやすいニンジンや、かぼちゃなどの野菜は、もっとも良いパートナー。同じ粘り成分を含む里芋を合わせると、粘膜が強化されて風邪予防にもなります。

 

 

本来は生でも食べられる野菜なので、レンコンの持つ栄養素を損なわないよう、加熱する時間は短めにしましょう。

 

デンプンが含まれるので、十分に火を通すとやわらかい食感になります。

 

 

逆に、加熱時間が少ないとシャキシャキとして食感が楽しめます。すりおろせば、なめらかな食感に。加熱時間や調理法を変えて、食感の違いを楽しんでもいいかもしれませんね。

 

 

選び方と保存のしかた

レンコンの穴の内側が黒くなっているのを見たことがあると思いますが、こういう状態になっていたら、なるべく選ぶのを避けた方が良さそうです。

 

持ってみて重みがあり、根が太くてまっすぐなものを選びましょう。

 

 

スーパーでは、よく切り口がさらされた状態で売られていると思いますが、ラップできっちりと包んで冷蔵庫で保存しましょう。

 

2〜3日で食べるのであれば、酢水に浸した状態で保存しても良いと思います。褐変も防げるのでおすすめですよ。

 

 

レンコンは消化に良い

レンコンは、栄養素だとビタミンCが多く、現代人の普段の生活で不足しがちなビタミンB1も含まれています。ミネラルではカリウムが多く、また、食物繊維も多く含まれています。

 

 

レンコンのビタミンCは、デンプンに守られているので、加熱しても壊れにくいのが特徴。いも類と一緒ですね。ビタミンCはコラーゲンを作り、皮膚や血管を強くします。

 

 

メラニン色素が沈着するのを防ぐので、美白効果も期待できますよ。

 

 

レンコンを切ると、糸を引きますよね。これは、レンコンに含まれる粘性物質です。

 

この粘り成分は、胃の粘膜を強くして、胃炎や胃潰瘍を予防したり、風邪の予防、スタミナ強化などにも役立つと言われています。

 

 

また、皮や節にたくさん含まれるタンニンは、老化の抑制やがんの予防に有効とされるポリフェノールの一つです。

 

 

止血や消炎の作用にすぐれていることから、胃潰瘍や胃炎、また十二指腸潰瘍などの症状をやわらげるはたらきがあります。

 

 

大根

おもな栄養素

大根は、かぶと同様に葉の部分の方が栄養価が高いです。

 

大根の葉に含まれる栄養素はビタミン、ミネラルともに、根の部分よりも格段に多いです。根は、酵素であるジアスターゼのはたらきが大きいですね。

 

 

からだへの作用

葉に栄養素が多いですが、根は根で消化酵素が多く含まれます。この消化酵素は「ジアスターゼ」というのですが、胃腸のはたらきを整え、食べたものの消化をしやすくします。

 

 

最近は、発ガン性物質をおさえるはたらきがあるとして注目されています。

 

 

魚や肉と一緒に大根を食べると、単体では消化に時間のかかるタンパク質も、より消化が促進されるようになります。

 

焼き魚に大根おろしを添えたり、ハンバーグはおろしハンバーグを選ぶなど、普段の生活でも取り入れられそうではありませんか?

 

 

料理への活用

野菜は大きく分けて淡色野菜と緑黄色野菜の2つに分類されますが、大根の根は淡色野菜、葉の部分は緑黄色野菜です。

 

大根の根の下の部分は、ジアスターゼのはたらきが強いので、大根おろしにおすすめです。なお、ジアスターゼは加熱に弱いので、大根おろしが一番効率よくジアスターゼを体に取り入れられるでしょう。

 

 

また、根の上の方は煮物などの加熱する料理に向いています。

 

大根の皮のまわりには特にビタミンCが多いので、皮も捨てずに利用したいですね。

 

 

食物繊維も大根には多いので、大腸ガンの予防にもなります。

 

大根の葉には、根の部分に少ないβ-カロテン、ビタミンC、カリウムが含まれるので、細かく刻んでじゃこやごまと一緒におにぎりなどに入れたり菜飯にしたりすれば、栄養バランスも満点です。

 

 

選び方と保存のしかた

根の部分は色が白く、ツヤとハリのあるものを選びましょう。大根の首(根と葉のつけ根)の部分が黒ずんでいるものは、程度が大きいようなら避けた方が良さそうです。

 

保存するときは、葉と根を切り離して、それぞれ軽く湿らせた新聞紙で包み、ポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存してください。

 

葉の部分は、さっと茹でて水気を絞り、ジップ付きの袋に入れて線をつけて保存しておきます。使いたいときに量を調整しながら使えて便利ですよ。私もよく仕事でやっています。

 

 

大根が持つ、自然の消化酵素

大根は「自然の消化剤」とも呼ばれ、胃腸のはたらきを助ける酵素がたくさん詰まっている野菜です。

 

 

デンプンを分解する酵素のジアスターゼ(別名アミラーゼ)は、でんぷんの消化を促進し、胸やけや胃もたれを防ぐ効果があります。

 

 

大根の根の先の方が、酵素のはたらきが強まります。

 

 

また、大根を食べて「辛い」と思うことはありませんか?この特有のピリッとした辛味は、アリルからし油です。胃液を出やすくし、消化をよくする作用もあるんですね。

 

 

また、大根には食物繊維もたくさん含まれていて、コレステロールが上がるのを抑える効果もあります。

 

 

大根に含まれているビタミンCやジアスターゼなどの成分は、大根おろしにして生で利用することで効率よく摂取すりことができます。

 

 

焼き魚には大根おろしがよく添えられますが、魚の焦げた皮に含まれる発がん物質を解毒する作用があるとも言われているんですね。大根のパワー、恐るべしですね。

 

 

11月25日(日)、新宿にて婚活交流会を開催します!

*概要*

日時:2018年11月25日(日)20:00〜22:30

場所:『ラウンジSP016』

【アクセス】どのルートからも行けます。

JR山手線 新宿駅 徒歩5分

JR山手線 新大久保駅 徒歩7分

西武新宿線 西武新宿駅 徒歩3分

東京メトロ丸ノ内線 西新宿駅 徒歩3分

大江戸線 新宿西口駅 徒歩3分

JR中央線 大久保駅 徒歩6分

当日の料理担当


料理家・栄養士の赤石美波さん

金融機関での社会人経験を経て料理家の道へ。

自身のブログ「にほん美人をつくるブログ」で、食事のレシピから栄養・食材選びまで”健康で幸せな食事”を発信している。フォロワー5,000人超の人気インスタグラマー。

インスタグラム:https://www.instagram.com/mina37_37_/

当日のメニューは、マカロニと野菜のカレー炒め・照り焼きチキンサラダ・かぼちゃとクリームチーズのマフィンを予定しています。

それでは会場でお待ちしております😃

 

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